駐車される場合は、受付にお声掛けください
障害者、介護が必要な高齢者、妊産婦、けが人など歩行が困難と認められる方等専用の障害者等用駐車区画の駐車場」は、譲りあってお使いください。
障害者等様駐車区域の駐車場以外は、在宅医療の社用車用であり患者様専用の駐車場はございませんが外来診療時間中は往診に出ています。
往診車が出ている間、空いているスペースに駐車される場合は、必ず受付にお声掛けください。
尚、前方の道路は15時~18時まで時間規制があり一般車両は進入禁止となっています。
また、緊急車両が入ることがありますので外来診療以外での長時間の駐車はご遠慮ください。
医療法人社団ゆいトータルケアクリニックとは
病気や障害を抱えながら生活をするためには、医療とのかかわりが必要です。
患者さまにとっては、生活の全てが医療ではありません。「見慣れた眺めと聞きなれた音の中で暮らす」「大切なものと過ごす」と、住み慣れた場所での必要な医療を希望されている方が多くおられます。患者さまのご希望を実現するのが地域医療であり在宅医療です。
トータルケアクリニックは、平成10年(1998年)1月に江戸川区小岩の地に地域医療の
「総合診療(プライマリ・ケア)の外来」と「在宅医療」を標ぼうする診療所として開院しました。当時は、まだ介護保険制度もなく「訪問診療」「訪問看護」と大きく看板を掲げましたが在宅医療の知名度は高くありませんでした。
以前は、在宅医療は例外的な医療でした。昭和23年に制定された医療法は、医療を提供する場所を診療所か病院に限っており、在宅における医療は、往診として突発的な状況における例外的医療でした。平成4年(1992年)第2次改正により、第一条の二2項に、「医療は,国民自らの健康の保持のための努力を基礎として、病院、診療所、介護老人保健施設その他の医療を提供する施設(以下「医療提供施設」という)、医療を受ける者の居宅等において、医療提供施設の機能に応じ効率的に提供されなければならない。」と規定されており、医療を受ける者の居宅等も,医療を行う場として、法的に認められました。
また、子どもや家族が行うものとされていた親の介護ですが、高齢化が進むにつれ、介護を必要とする高齢者の増加や核家族化の進行、介護による離職が社会問題となっておりました。こうした中、家族の負担を軽減し、介護を社会全体で支えることを目的に、2000年に創設されたものが介護保険制度でした。
院長が医師になった当時、総合診療や家庭医療も浸透しておらず医療は専門的に細分化されていました。患者さまは健康問題に関して、複数の診療科を受診され、多数の薬の管理に悩まれさている方が多くいました。
院長の父は、九州大学でがんの診療をしていました。その後、開業し家庭医として患者さまを診ておりましたが40歳で亡くなってしまいました。外来が終わると、日常的に通院が困難な患者さまのお宅を往診する父の姿こそが家庭医・在宅医療を目指すきっかけと成りました。そして、地域に根差した家庭医を目指して総合診療専門医であり在宅医療専門医と成りました。
常に心掛けているのは、全身を診ること、さらにその人の思い・家族関係・生活状況等含めて治療方針を考えるようにしています。診断に際しては採血、画像、生理機能検査などを駆使して、全身の評価、疾患を特定し、クリニック内で一通りの診断が完結できるようにしています。一方で高度急性期病院・特定機能病院と緊密に連携を取り、必要であれば迅速かつ適切に入院や精密検査のためにご紹介いたします。当院では、外来・外来と在宅の中間・在宅医療と慣れた環境で出来るだけ長く暮らしたい、という希望を叶えられるように、24時間365日サポートいたします。緊急時の医療の提供はかかりつけの方であれば、在宅医療の方だけでなく外来医療の方にも対応しています。
トータルケアクリニックのでは、外来も在宅医療も「点での治療ではなく線」としてとらえ患者さまの自分らしく過ごすことを支える治療を大切にしています。痛みの緩和(ホスピス)と認知症のケアを行っています。がんの治療は年々進歩し、病状が改善する方もおられますが、完治することが難しい場合も少なくはありません。病院での積極的な治療と平行して、家での「自分らしく、よい時間を生きていくことを支える」治療も大切だと感じています。ホスピスケアは、まず外来からも始められます。
完治の難しい病気になっても、安心して治療を受けながら「自分らしい生き方」ができるように、患者さん・ご家族の思いを確認しながら、納得のいく在宅療養をともに創りあげていきたいと考えています。できる限り在宅で過ごしていただきながら、患者さんやご家族の状況によって、在宅療養が困難になった場合には、ホスピス・緩和ケア病棟や一般病棟に入院ができる支援病院と連携しています。
在宅医療の地域での支援としては、退院支援➡入院医療機関との協働による支援➡日常の療養支援➡患者さんの生活を支えるという視点からの医療の提供。家族支援。多職種協働、急変時の対応➡在宅療養患者さまの急変時における緊急往診体制、および入院支援を行っての救命➡看取りへ。住み慣れた自宅や介護施設、あるいは自分が望む場所での看取りの実施
その意味で、看取りや延命という点から多様性の価値観で考えると在宅での看取り率は、
看取りを重視した診療所の指標であり、治療希望のある方にとっては診療所の質とはならないので注意が必要です。
認知症においても、患者さまの周辺症状を医療的にケアいたします。
※総合診療専門医とは
総合診療専門医は、患者の特定臓器に着目するのではなく、地域に住むあらゆる年齢、性別の患者の健康問題に向き合って治療を行います。プライマリ・ケアを行う医師は、そのための専門的なトレーニングを受け患者さんが抱える様々な問題にいつでも幅広く対処できる能力を身につけている何でも診る専門医です。 必要な時は最適な専門医を紹介したりと、在宅診療や地域の保健・予防など住民の健康を守る任も担っています。
アクセスマップ
電車でお越しの方
JR総武線小岩駅北口より徒歩2分
クリニックの概要
院名 | 医療法人社団ゆい トータルケアクリニック |
所在地 | 〒133-0057 東京都江戸川区西小岩1-21-23 ゆいビル |
アクセス | JR総武線 小岩駅北口徒歩2分 |
外来診療 | |
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診療科目 | 内科・整形外科・皮膚科・泌尿器科・老年精神科のプライマリケア外来 |
診療時間 |
月・火・水・金曜日 (午前) 9:00〜13:00/(午後) 14:00〜17:30 土曜日 (午前) 9:00〜13:00/(午後) 休診 |
休診日 | 毎週日曜日、木・土曜午後、祝日 |
在宅診療 | |
24時間365日対応 |